映画 ゆずり葉

手話講習会で紹介された映画が昨日横浜で上映されるというので
観て参りました。その道すがら、ラーメン一蘭を発見したのでした。
聾を扱う映画だけに会場は手話が飛び交っておりました。

映画の内容は機会があったら観てくださいということにして、会場で
たまたま前に並んだおじさんと「暑いですね」という会話をしたら、
その後怒涛の手話で話されてしまい、殆ど理解をすることが出来
ませんでした。最後はちびっとだけ筆談。あー、まだまだです。
すみません。なんだか外国人になった気分です。

映画や舞台ものをご覧になる方は、ホールの開演のブザー(今は
もっと洒落た音を使っているでしょうが)を耳にすることと思いますが
昨日はその代わりに突然ホール全体の電気が点滅しだしたので
ビビりました。アトラクションか、天変地異か。。。
赤ん坊が泣きだしても泣きっぱなしだし、声をだして喋っているし
プチカルチャーショックを受けてきました。

ブザーの音や赤ん坊の声とか声を出してといっても健聴者にとっては
当たり前の音が聞こえていないんだと、改めて認識する機会になり
ました。因みに耳の聞こえない方は自分の声も聞こえないので、
言葉を発音するのは想像以上に大変なことのようです。
そして、「健聴者」という言葉もこの1年で初めて知った単語です。

まだまだ知らない事が沢山あります。